2024年12月2日

企業に所属して働くエンジニアにとっても、転職の際にはポートフォリオが必要です。
しかし案件ごとの受注となるフリーランスのエンジニアにとっては、ポートフォリオがとても重要な役割をします。

フリーランスのエンジニアは、案件単位での受注となります。
クライアントは複数のエンジニアを比較したうえで、どのエンジニアへ発注するかを決定します。
その際には、視覚的にエンジニアの技術やスキルを把握できる方が、クライアントにとっては大きな安心感へとつながります。

他のエンジニアたちがポートフォリオを提出する中で、自分だけがポートフォリオを持っていない状況では、案件を受注することは厳しくなってしまうでしょう。
フリーランスが案件を受注できなければ、収入面でも大きなデメリットです。
そう考えると、フリーランスこそ品質の高いポートフォリオを準備したほうが良いと言えるます。
まずはポートフォリオ作成の基礎を学び、そこから品質を高めていきましょう。

フリーランスの場合、ポートフォリオを使った自己PRをするのがおすすめです。
ポートフォリオは完全フリースタイルなので、この媒体をうまく活用することによって自分自身をアピールする機会にしましょう。

例えば自分の経歴や趣味をポートフォリオのテーマにしたり、自分が抱えている悩みをポートフォリオで表現するという方法は人気があります。
見る人が引き込まれるような内容に仕上げたり、ストーリー性を持たせるなど、可能性は無限です。
オリジナリティを盛り込みながら、エンジニアとしてのスキルもアピールできるポートフォリオは、案件を受注する際には自分の名刺代わりとなる作品だという位置付けで取り組みたいものです。